2016年09月23日    

9月の残暑に・・・シャルドネと和エスニック料理 【後編】

後編は、残暑の中にも秋の予感。 週末ごはんに、ワインを片手に「いちから作るカレー」は如何? スパイシーな中に和とエスニックが隠れたカレーがこれまた冷やしたワインと合うんです。

青山金魚 470 views

先月、今月と日本は台風が沢山やってきて、外に出ずらい日もしばしば。
週末がつぶれちゃった時に、 よし!今日はじっくり料理と向き合おう!  と、スパイス棚とにらめっこ。

青山金魚。何を隠そう(隠してないです) スパイス大使3年目でありまして、そんな我が家のキッチンの棚はというと、こんな感じ(←クリックすると「世界一楽しいわたしの台所」に飛びます(外部リンク))

初めて我家にご来店した皆さんが最初にビックリされるエリアです。(夫もいささか引き気味なんですよー。「また増えた?」って。あはは)

私は、「ワインの味や香り」と「スパイス」を合わせるのも楽しくて好き。
例えば、フルーティーなワインには、甘く優しい香りの物を使ったお料理や、フルーツ料理にしてみたり、
スパイシーなワインには、かっつりと味のはっきりとしたお料理を考えてたり。 ねねねっ。お料理が面倒な日や、ちょっと手の込んだ料理も、そう考えていくと俄然、楽しくなってきませんか?

と、いう訳で!!後編はちょっぴり反則技。スパイシーな香り、フルーツ、はちみつ、アーモンドの香りが残る、まさに今日の料理に合うと、チョイスした、シャルドネとガルガーネガを合わせたワインで乾杯しましょ (ワイン部 部長の眼が眼がーっ。コソコソコソ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さてさてお料理のお時間デース。

idea1: エレガントでスパイシーでナッティ!な口当たりに、スパイシーな料理を合わせてみよう

一品目は、いちから作るカレーに和のアクセントを取り入れます

ルーを使わなくても、時間がかかるだけで、本当は意外と簡単! 休日の時間のある時に是非、ワイン片手に挑戦してみては?♪
我が家の自家製カレーのお好みスパイスは、 ターメリック、クミン、コリアンダー、クローブ、カルダモン、フェヌグリーク、パプリカパウダー、カイエンペパー、シナモン。
これらを、ボトルに入ったパウダーのスパイスや、ホールを使いその日の気分で配合を変えて作っています。

今日は、和エスニックがコンセプトなので、ここに レモングラスをプラスして、仕上げの香りは、香菜の代わりに三つ葉を仕込んじゃいました。

やっぱり 敷居が高いぢゃーん! という方へ。 作りたいカレーごとに、配合されたカレー粉と、スパイスがまとめられたセットも売ってますから、まずはそれで挑戦してみて。  参考url: 「ALR SPISE CURRY」 (外部リンクに飛びます)  毎月カレーを作るスパイスのセットがレシピ付きでお届けされるらしいですよ(←東京スパイス番長 東京カリー番長 水野氏談)

★金魚ん家(ち)の和が香るカレー
材料:自家製調合のカレー粉、ホールスパイス、鶏むね肉、ヨーグルト、ホールトマト(缶詰)、赤玉ねぎ、アボカド、にんにく、しょうが、水、塩。


作り方:
下準備:鶏むね肉は一口大に切り、自家製調合のカレー粉、ヨーグルトと共にポリ袋に入れ、優しく揉みこみ
そのまま、冷蔵庫で半日ほど漬けて(ほっとく)おきます。

1:フライパンにオイルを入れ、粗みじん切りにしたニンニク、しょうが、ホールスパイスを加え弱火で熱し、ぶくぶくとした泡が出て、香りがたってきたら、スライスした玉ねぎを加え強火で炒める。

2:透き通ったら中火にしそのまま炒める。(※なるべくフライパンを振ったり箸でいじったりせず、じっと15分ほど炒める)

3:水を加え、その水分が飛び玉ねぎがねっとりとしてきたら、ホールトマト、ヨーグルト漬けの鶏肉を入れ混ぜ合わせ、鶏肉の表面が色づいてきたら2度目の水を加え、沸騰したら蓋をして弱火で煮込む。

4:仕上げに三つ葉を加え、ヤマサ鮮度の一滴グルメだれで味をととのえ完成です。

参考:ヤマサ醤油公式サイト ジョエル・ロブション監修 グルメだれ詳細はこちら

スパイシーなチキン和カレーを食べては、爽やかなワインでスッキリ! このルーティーンはやみつきコース間違いなしですよ♪
チョイスしたワインが、レモングラスの香りや、和調味料との相性が抜群に良くって、頬が勝手に緩んでしまうのでした。
 

idea2: 煮込まれるのを待つ間にもう、一品! こぶみかんが香るエスニックオクトパス。

スペインのタパス料理「タコのガルシア風」を我家流に3分前菜にアレンジ。
これもまた、酸味のしっかりとしたワインと合うおつまみとして、間違いなしでございます。

白だしを水で薄め、こぶみかんの葉と一緒に火にかけ沸騰させます。
こぶみかんの香りが白だしに移ったらオリーブオイルを入れ良く振り混ぜあわせます。
茹でダコを薄くスライスしたものを入れすぐ火を止めて器に盛り付け、仕上げにパプリカパウダーを振って召し上がれ♪

たこは温かいままで! ふわりと香るこぶみかんの香りと、白だしのお上品な味で頂きます。

合わせるのは、白ワインの簡単カクテル。
コンビニエンスストアや、スーパーのアイス売り場で売っていて、この時期大人気のICEBOXという氷菓子をグラスに詰めて、上からワインを注ぎ、季節の果物「無花果」を添えました。

本日のワインのご紹介    Tommasi Adorato Appassimento イタリア (トスカーナ地方) シャルドネ10% カルガーネガ90%
金色の輝き。スパイシーな香りの中にフルーティー、ナッティ、はちみつのような香りがあり、リッチでエレガントなワイン。それらを連想させる、高貴なデザインのエチケットも素敵。

来月は、食欲の秋到来。 涼しさもやってくるでしょう。 という事で、黒ブドウ品種のアレ♪と、合わせた 秋を楽しむお料理をお届けしまーす。お楽しみに!  


おやおや!? 青山部員!!シャルドネより、カルガーネガの方が多いじゃないかー。と、部長に気が付かれる前に、今月はこの辺で・・・
              そそくさ そそくさっ♪
 
 

合言葉は・・・

Love Wine & Be Happy !!   : ) ♪

 

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カテゴリ: フード&レシピ


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お外で飲む外食ワインもお家で愉しむ家バルワインも大好きです。フリーランスフードクリエイター・オリーブオイルテイスター・ベジタブル&フルーツアドバイザー・元バーテンダー

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