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  2016年05月15日    

世界No.1のソムリエがいるニューヨークのワイン事情ABC

アルゼンチンのワイン産地メンドーサで4月16日~19日に開催された「第15回世界最優秀ソムリエコンクール」。優勝は、スウェーデンのジョン・アーヴィッド・ローゼングレン選手(31)。人なつっこい笑顔が魅力のジョンさんは、実はニューヨークのレストラン「チャーリー・バード」のヘッドソムリエ。これからますます注目されること間違いなしのMADE IN ニューヨークのワインをチェック!

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ニューヨークワインって?

自由の女神、そしてトレンドの中心地マンハッタンのイメージが強いニューヨーク。そんな、ニューヨークで、ワインが造られていると聞いて「えっ!?」と思う人も多いはず。広さでいうと、北海道と九州を合わせた程の広大なニューヨーク州。ワイン生産量は、カリフォルニア州、ワシントン州に続いて全米第3位!ただ、ワイン総生産量は約1億8000万本とアメリカ全体の5%にも満たず、そのほとんどは、家族経営の小規模ワイナリーのため、ほとんどが地元で消費されています。そんな希少性のあるニューヨークワインが、今日本をはじめ海外のワインラバーズの注目を集め始めています。

出典:gotowine.jp

ワイン造りの歴史自体は古く、1839年に全米初の商業生産ベースのワイン生産が行われていますが、本格的に生産が始まり広がっていったのは1976年。最近ではアメリカ版地産地消ともいえる「LOCAL」というムーヴメントの中、マンハッタンやブルックリンでもヒップなエリアではNYワインは注目が集まっています。
ワイン生産量はカリフォルニア州、ワシントン州に続いて全米第三位です。しかし、NY州のワイン総生産量は約1億8000万本で、アメリカ全体の5%にも満たない程度です。現在、NY州には328のワイナリーがあり、過去10年の間に200軒以上のワイナリーが誕生しています。

ニューヨークのどこで作られてるの?

NY州には5つのワイン生産地域があります。
・Finger Lakes Region フィンガー・レイクス
・Long Island Region ロングアイランド
・Hudson River Region ハドソン川流域
・Lake Erie Region エリー湖周辺
・Niagara Escarpment ナイアガラ・エスカープメント

出典:www.wolffer.com

ニューヨーク州はアメリカ合衆国の北東部に位置し、北部はカナダとの国境に面しております。冬は厳しい寒さで、夏は蒸し暑い気候です。しかし、ニューヨーク州にあるワイン産地のすべては五大湖、大西洋、フィンガー・レイクス、ハドソン・リバーといった水の近くに位置します。これにより、夏は涼しい風が吹き込み、冬は寒さや霜からの被害のリスクも緩和されます。土壌は氷河期に形成されており、産地によって様々な特徴を持っています。

どんな種類のワインがあるの?

ニューヨークワインは冷涼な気候を活かしたエレガントな造りのワインが多く、白はリースリングやシャルドネ、赤はカベルネ・フラン、メルローといった品種が造られています。特に「フィンガー・レイクスのリースリング」と「ロングアイランドのメルロー」は2013年の米大統領就任昼食会に選ばれたことで注目を集めています。

出典:www.wolffer.com

NY州では30種類以上の様々な品種のワインが造られています。今でもラブルスカ系の品種は多く造られておりますが、ヴィニフェラ系の上質なワインが製造されるようになってきており注目をあつめています。白はリースリング、シャルドネ、赤はカベルネ・フラン、メルローといった品種が盛んに造られています。

注目の”アーバン・ワイナリー”って?

ニューヨークらしいワイナリーといえば、”アーバンワイナリー”と呼ばれる「都市型ワイナリー」の存在。文字通り、街中にあるワイナリーでは、ワインバーやレストランなども併設され、ワインラバーズやクリエイーターが集う食と文化の求心地となっています。

最近ニューヨークでは「アーバンワイナリー」と呼ばれる新しいタイプのワイナリーが増えてきております。特に、ブルックリンではその動きが活発になってきております。
アーバン・ワイナリー(Urban Winery)とは都会の街の中にあるワイナリーのことで、併設されたテイスティングルームやレストラン・バーなどでそのワインが楽しめます。ブドウは近郊のブドウ栽培農家から購入し、街中にある醸造所でワインを造ります。ワイン造りの場を都会に持ってくることで、消費者はより状態のいいワインがを楽しめ、ワインの製造過程を間近で見ることでより身近に感じることが出来ます。

■Brooklyn Winery(ブルックリン・ワイナリー)

New Yorkのおススメ・ワインスポットとして一押しなのが『Brooklyn Winery』。
その名前の通り、ブルックリンにあるんです。しかも人気のエリア、ウィリアムズ・バーグのど真ん中。ここはある意味、多くの方がイメージするNew Yorkのワイナリーかもしれません。
出典:gotowine.jp

まさにブルックリン!な外観。

出典:gotowine.jp

ウッディで落ち着いたレストラン&テイスティングスペース。料理も美味しいと評判。

テイスティング付きのワイナリーツアーも人気。

■Brooklyn Oenology Winery (ブルックリン・オネロジー・ワイナリー)

Brooklyn Oenology Winery (BOE)はニューヨーク州の葡萄農家から葡萄を仕入れ、ロングアイランド(マンハッタンから車で約1時間の場所にある島)でワインを生産しています。そしてロングアイランドで作られたBOE独自のワインを、ブルックリンにあるこちらのワインバーでテイスティングすることができます。
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カテゴリ: ワイナリー


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