2016年06月02日       www.g7ise-shimasummit.go.jp

伊勢志摩サミットで出された12種のワインは全て日本ワイン。選定にはあの漫画の著者も!

三重県で開催されたG7伊勢志摩サミットでは、伊勢海老、アワビ、松阪牛など地元三重県産の高級食材を使った料理で各国首脳をもてなした。飲み物は三重県産を中心とした日本酒の他、12種のワインが出されたが、全てのワインが日本ワインだった。ワインの選定は、人気漫画の著者・亜樹直(樹林伸)さんなどが行なったという。その12種がどんなワインか?調べてみました。

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サントリー 登美の丘ワイナリー 登美ノーブルドール1990

26年熟成バックヴィンテージ!しかもグレイト!ビッグヴィンテージとして有名な[1990]年もの!しかも数年に一度しかリリースされない超希少ワインのため、ワイン愛好家にとっては涙もの!!しかもこの[1990]年の登美のノーブル・ドールは全生産量(全世界へ)わずか209本のみ!の超貴重ワイン!しかもこの[1990]年でなんと!リュブリアナ国際コンクールで見事!「大金賞」を受賞!この1990年ものは、収穫したブドウ(リースリング・イタリコ78%&セミヨン22%)を糖度別の粒ごと(房ごとではありません)に手作業で一粒ずつ選り分け(この作業だけで1ヶ月を要する)、さらに糖度60度から30度までの粒を圧搾機で搾り出し、低温で一年以上かけて発酵!さらに4年間のタンク熟成を経て、さらに蔵元のセラーで10年の瓶熟成を経てリリースという気が遠くなるようなこだわりのもと発売された、その名も“ノーブル・ドール”は、貴腐葡萄(収穫時でさえ糖度44%)20房以上を使用してわずかにグラス一杯得られるかどうかという贅沢な貴腐ワイン!この1990年は、蜂蜜を連想するような芳醇で甘味なブーケと、とろけるような繊細で深みのあるコクのある味わい。リースリング・イタリコ由来の香りの高さと、セミヨン由来のまろやかで柔らかい特長がバランス良く感じられる。重厚さと気品は、熟成に時間をかけたノーブル・ドールならではの味わい!の究極高級極甘口貴腐ワイン!

和食の重箱弁当には日本固有品種のワイン【5月27日 ワーキング・ランチ】

出典:www.amazon.co.jp

木下インターナショナル シャトー酒折ワイナリー 甲州ドライ2015

山梨県を代表する2つの産地、韮崎市穂坂地区と山梨市八幡地区で収穫された甲州種で造られる、フレッシュでキリッとした瑞々しい辛口ワイン!
イエローの輝かしい色調。甘い花、アプリコット、リンゴ、洋ナシ、柑橘類、桃といった甘くフルーティな香り。しっかりとした果実味とミネラル感がワインにボリュームを与え、心地よい酸味と甲州特有のほろ苦さが感じられます。グレープフルーツを思わせる後味が絶妙に調和し、すっきりと辛口ながら表情豊かなワインです。
日本のワイン、甲州ワインの良さを改めて実感できる味わいです!

朝日町ワイン 朝日町マイスターセレクション バレルセレクション赤

山形県産のマスカットベリーA種とブラッククイーン種、ツバイゲルトレーベ種をフランス産ワイン樽で樽熟成し100樽(バレル)以上の中から厳選(セレクション)したワインを、無濾過・非加熱にてビン詰め致しました。芳醇で果実味のあるふくよかな赤ワインです。

1,000円台のカジュアルなワインも

出典:www.sp-mall.jp

サッポロビール グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN-

「泉-SEN-」は泉から湧き出る清々しく爽やかな水を意味し、日本の白ワインの繊細な味わいを表現しています。山梨県産甲州を主体に岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをバランスよくブレンド。
爽やかな香りとほのかな渋みや酸味が感じられる日本ワインならではの味わいをお楽しみ下さい。
出典:www.sp-mall.jp

サッポロビール グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-

「絢-AYA-」は色糸をめぐらした模様の美しさを意味し、日本の赤ワインの繊細な味わいを表現しています。
山梨県産マスカットベーリーAを主体とし、いちごや赤い果実の華やかな香りと上品な酸味、程よい熟成感とタンニンの絶妙なバランスをお楽しみ頂けます。

シャトー・メルシャン アンサンブルももいろ2013

日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの「調和(アンサンブル)」が楽しめるワインです。メルローを主体に、マスカット・ベーリーAなどをバランスよくブレンドしたうま味のあるロゼワインです。

マンズワイン スパークリングワイン甲州酵母の泡キューブクローズ

繊細で泡立ちが長く続き、淡い黄金色のきれいなワインの色と共に見た目にも上品な印象を与えてくれます。
甲州種特有の上品な香りと柔らかな酸味がバランスよく、心地よい口あたりで飲み口の良さが特長です。
「キューヴ・クローズ」方式特有の厚みのある複雑な香りと優しい口当たりで飲み飽きしません。

ますます注目が集まる日本ワイン

選考委座長で酒類総合研究所理事長の後藤奈美さんは「ワイン主要生産国の欧米の首脳に、日本でもすてきなワインが造られていることを感じてほしかった」と語る。

昨年のミラノ博覧会、今年の伊勢志摩サミットで、和食や日本の食材が世界からますます注目されるようになっている。
これからも2020年に開催予定の東京オリンピックに向けて、和食や日本の食材のみでなく、それらとよく合う日本酒や日本ワインもますます注目を集めるようになるだろう。

「今日もワイン部」編集部
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