2016年05月14日       theapollo.jp

オーストラリア発のネオギリシャ料理?!話題のあのレストランへ人気のヒミツを探りに潜入

今、ホットアドレスのひとつ「東急プラザ銀座」。ここの最上階に、オープン間もないにもかかわらず、早くも予約の取れないレストランができたらしい。コンセプトは”オーストラリア発のネオギリシャ料理”。ギリシャ料理なのにオーストラリア?でもって、ネオ?悩むより体験するのが早道!一体どんな料理とワインが楽しめるのか、「今日もワイン部」が早速潜入してきました。

「今日もワイン部」編集部 655 views

まずは、予習。そもそも「THE APOLLO」って?

「THE APOLLO」は、ギリシャ系オーストラリア人であるオーナーのSamとシェフのJonathanによって、2011年にオーストラリア・シドニーでスタートしました。
ジョナサンとサムが手がける「アポロ」は、ギリシャ料理をモダンにアレンジ。
ハリウッドスターやモデルたちをはじめシドニーの人々を虜にしています。
出典:theapollo.jp

オーナーのジョナサン&ひげシェフのジョン。
ナイス・スマイル!

新鮮な食材を活かし、野菜や魚介類、オリーブオイルをたっぷり使ったヘルシーなギリシャ料理は世界無形文化遺産に登録されており、世界中で大人気です。

そうだったのか、ギリシャ料理!
今年はギリシャ料理ブームが来るかも?!

で、早速潜入!銀座でギリシャ旅行気分。

3月末のオープン以来、なかなか予約が取れないと聞きながら、ゴールデンウィーク最終日という穴場を付いて、当日予約に成功☆ 

最上階だけに夜景はバツグン。広い店内に入ると、窓際のシートへ通される。まずは、メニューを一読。前菜5品、メインから1品、デザートまで付いたプリフィックスがおトク&美味しそうなので、迷わずオーダー。

居心地のよい、ほどよくカジュアル&おしゃれな空間。


お次はワイン。泡、赤、白がバイ・ザ・グラスで5種類程ずつあるのは、お皿に合わせて楽しめるので嬉しいポイント。

まずは白、ここに来たならもちろんギリシャワインからいきたいところ。

メニューを見るとギリシャのソーヴィニヨン・ブランを発見☆
ギリシャでソーヴィニヨン・ブラン造ってるんだ~、と今さらながら新鮮な発見。

北ギリシャの名門ワイナリーが生んだブランド「キリ・ヤーニ」。


品種は、ソーヴィニヨン・ブラン50%と地品種のロディティス 50%。

このワインが造られてる北ギリシャは標高も500m程と高く冷涼な気候。冬にはなんと雪も降るのだとか・・・!

そんな冷涼な気候で育ったソーヴィニヨン・ブランはハーブの香りも心地よくすっきりした味わい。
一方、地品種のロディティスはミネラル感が中心のフラットな味わいだそうで、香り華やかなソーヴィニヨン・ブランがブレンドされることで、食事にピッタリな白なんですよ~と、ソムリエのお兄さん。

うん、いいね~!とスタート上々、気分も上々♪
なところに、コースの前菜もテーブルに並び始める。

コースの前菜。
・3種のオリーブ。種入れ用の空き缶がカワイイ!
・店のオリジナルボックスに入った、焼きたてのピタブレッド
・ヨーグルト瓶に入ったタラモサラダ。ピタとの相性よし!
・フェタチーズがド~ンと乗ったグリークサラダ

前菜は、シンプルながらオリーブの種入れがキャビアの空き缶だったり、焼きたてのピタパンが店名の入ったオシャレなクラフトボックスに入っていたりと見せ方に工夫があって、いちいち楽しい。

そして、前菜で忘れちゃならないのが、こちらのサガナキチーズ。
ヤギと羊のミルクで作ったギリシャ独特のチーズで、スキレットでこ~んがり焼いた上にハチミツとレモン汁をオン。クセもなく食べやすく、ワインの最高なお供に!これ、家でも作ってみたいな~。

出典:besanee.jp

見よ!この魅惑の焼き色♡

旅も佳境へ、いよいよメインへ!

5種類を軽く胃袋に吸い込み、すっかり旅気分満喫中な「今日もワイン部」。
お次はメインのラムショルダー。

ソースは”ザズィキ”というヨーグルトを使ったギリシャの伝統的なソース。

クミンなど数種類のスパイスとヨーグルトを混ぜ合わせたペーストで下味をつけたラムを10時間程煮込み、さらにオーブンで1時間。ナイフのいらないやわらかさ!

ワインは赤をグラスで2種類頼んで飲み比べようと、ソムリエのお兄さんにアドバイスを仰ぎ、薦めてもらったのはギリシャワインのクシノマヴロ。

クシノマヴロ・・・ワインの本でギリシャを代表するブドウ品種だと名前だけは知っていながらも、まだ未知の味。

ギリシャ語で「酸と黒」の意味を持つ、ギリシャ固有の品種クシノマヴロ」。北ギリシャが原産で、世界で最も珍しい”高貴なブドウ品種”のひとつとして知られています。

またまた登場「キリ・ヤーニ」のクシノマブロ。


そして、もう一杯はオーストラリアの「ビトウィーン・ファイヴ・ベルズ・ジャパン」。
このワイナリーが日本限定で造ったハウスワインで、赤白6種類のブドウがブレンド・・・!

そのお味はと言うと、果実感あふれる味わいを中心に、6種類の良さがケンカすることなく見事に調和。
もちろんラムとの相性も良く、グラスがススムくん。

ソムリエさんの「これはめちゃくちゃ美味しいです!」の一言に、
思わず「はい、それください!」

生き生きした果実味とドンリンカビリティで高 い支持を集めるビトウィーン ファイヴ ベルズ(以下BFB)が作る日本限定のハウスワイン コン セプト。それがこのジャパンです。
自社畑の若いシラーズが80%のベースとなり、ネ ロ ダヴォラ5%・ネッビオーロ5%・ピノ ムニエ4%・リースリング2%・シャルドネ2%という前代未聞のフリースピリチュアル ブレンドとなっております。
「今日もワイン部」編集部
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カテゴリ: レストラン&バー


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