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  2016年08月05日       wine-bu.com

一枚のラベルにこめられた物語~サン・クリストーフォロ【CELESTE】

ラベル(エチケット)は、そのワインについての情報の宝庫。 「これって、どんなワインなのかな?」と思った時に、ゆっくりラベルを眺めてみると、色々語りかけてきてくれます。 そんなラベルにこめられた、ワインを愛するひとつの家族の物語。

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一杯のワインを楽しむとき、
ボトルに付いたラベル(エチケット)に目を向けると、生産者や生産地、ヴィンテージなど、そのワインについて色々な情報が分かります。最近は、ラベル自体がアーティスティックなものも多くて、見てるだけでも楽しいですよね。
そこからは、造り手からのギュっと詰まった想いやメッセージが伝わってきます。

わずか10センチ四方の小さなスペースにこめられた大きな物語。
今日の1本は、
「サン・クリストーフォロ」の【CELESTE チェレステ】。

「サン・クリストーフォロ」は、
北イタリアのロンバルディア州にあるフランチャコルタ地域で、土地の名と同じ”フランチャコルタ”と呼ばれるスパークリングワインを造っています。

イタリアの太陽をいっぱいに浴びたブドウの果実感と爽やかな酸味。
酸化防止剤もほぼ使わず、オーナーの意向でドライでナチュラルな味わいで評判ですが、この【CELESTE チェレステ】のラベルに描かれているのはかわいらしい手書きの絵。
この絵には、どんな物語があるのでしょう?

出典:wine-bu.com

こちらがフランチャコルタ地域の中心地、
エルブスコにある「サン・クリストーフォロ」のカンティーナ(ワイナリー)。

出典:wine-bu.com

自分が大切に育てたブドウを手に満面の笑顔なのが、オーナーのブルーノ・ドッティさん。
そして隣にいるのが、そう 今回の主人公、ひとり娘のCeleste(チェレステ)さんです。
ワインと同じ名前!ですね。

裕福な実業家ファミリーに生まれたブルーノさんは、当然その道を進むと期待される中、フランチャコルタに惹かれ自分のカンティーナを持ちたいと夢みます。
当然、家族や周囲は大反対。
半ば勘当同然で家を出て、1992年にカンティーナ「サン・クリストーフォロ」を設立。
ブルーノさんの支えは、奥さんのクラウディアさんの存在。
そして同じ年、クラウディアさんのお腹にはチェレステさんが。。。

新しいカンティーナ、
そして新しい家族の誕生。
「サン・クリストーフォロ」の歴史には、ブルーノさん一家の思い出が刻まれています。

ブルーノさんの哲学は”自分が納得するものしか商品化しない”と言う考え。
有言実行、日々自らがトラクターに乗り、畑で働き、ブドウを育て、ワイン造りに情熱をそそぐ毎日。
気が付けば、その手はまるでぶ厚くしっかりとしたグローヴのように。

そんなお父さんの姿を見て、育ったチェレステさん。
すっかり成長し、今ではお父さんのブルーノさんをしっかりと支える右腕的存在。

家族やスタッフと共に畑に立ち、
「サン・クリストーフォロ」の高品質なワイン造りに励んでいます。

さて、今日の1本【CELESTE チェレステ】。
大切に育てたブドウで造り上げたフランチャコルタに名付けられたのは、
大切に育てたひとり娘の名前。

そしてそのラベルには、チェレステさんが子供の頃描いた、大好きなお父さんのブドウ畑。
お父さんが情熱をかけて働き育てた、実り豊かな美しく広がるブドウ畑。

出典:wine-bu.com

はにかみながら、
当時、自分で描いた絵を手にするチェレステさん。
絵には"Vigneto del Papa"(お父さんのブドウ園)の文字が。

お父さんのカンティーナと共に誕生した彼女は、
今その夢を家族と分かち合い、
そして未来へと継いでいこうとしています。

出典:wine-bu.com

【CELESTE チェレステ】に込められたメッセージは、
家族の愛と夢。

さぁ、今度あなたが手にするワインは、
ラベルからどんな物語を語りかけてくるでしょう?
Love Wine & Be Happy !!

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カテゴリ: ワイン


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