2016年10月24日       potora.jp

オータム・チーズと楽しむワイン♪

こっくりした白&赤ワインがおいしい季節。 深まる秋にぴったりな旬のチーズと一緒に楽しめば、 おいしさも幸せ度も倍増♪♪

「今日もワイン部」編集部 1,057 views

チーズにも旬がある?!

1年中お店に並んでいるイメージがあるチーズたち、
実はそれぞれ種類によっておいしい旬の季節があります。

例えば、牛。春から夏にかけての青々とした牧草、花やハーブを食べた牛から摂れるミルクは、ミネラル豊富で香りも豊か。春に出産するヤギは、そこから夏にかけて仔ヤギを育てるためミルクをだし、この期間のシェーブルチーズはとってもフレッシュ。また、法律で製造できる期間決められている、期間限定のチーズなどもあります。

食欲の秋!
せっかくならおいしい旬のチーズを楽しみたい!というワインラバーズのために、
今回は秋にオススメのチーズと家飲みでも簡単にできるレシピのアイディアをご紹介♪

出典:g-po.jp

”チーズの真珠” モンドール

■モンドール(Mont d'Or)
  フランスのウォッシュタイプチーズ

このチーズが店頭に並びはじめると、フランス人が秋の訪れを感じると言われる「モン・ドール」。秋から冬にかけての風物詩的なチーズです。
出典:www.lepoint.fr

このトロ~リ具合がたまらない・・・!

エピセア(樅の木の一種)の樹皮で巻き丁寧に洗いながら同木の棚で熟成させるため、中の生地はとろりとやわらかくエピセアの香りがふんわりと広がります。つややかでその上品な味わいからフランスでは「チーズの真珠」と称賛されるほどです。
一般的な形は、直径約15cm、高さ5cmほどの円盤状。“エピセア(epicea)”と呼ばれる、もみの木の樹皮で側面を囲まれ、さらにもみの木箱に入っています。
というのも、このチーズはスプーンですくって食べられるほどトロトロに柔らかいので、こうして木で囲っていないと形を保てないのです。クリーミーでなめらか、上品でうっとりするような味わい。一度食べたらトリコになってしまう素晴らしいチーズです。
このモン・ドールというチーズの素晴らしい所は、一緒に楽しむワインの選択肢が広いという点です。
赤でも白でも比較的いろいろなワインと合います。
出典:etres.org

モンドールの産地ジュラ地方のワインと合わせるのもオススメ。

そして、モンドールはこんな楽しみ方も♪

そのままでも十分美味しいモン・ドールですが、フランスで最もポピュラーな食べ方は、フォンドール! 寒い日には特にいいご馳走です。半分ぐらいになったモン・ドールに刻んだニンニクと白ワイン・パン粉を入れてオーブンへ♪ トロ~リ、フォンデュ状になったモン・ドールはバゲットや茹でたじゃがいもにのせて、現地流にいただきましょう。

出典:potora.jp

出典:www.elle.fr

こんなアレンジも♪
旬のキノコたちをたっぷり乗せて。

ナポレオンが激怒した?!”ヴァランセ”

■ヴァランセ(Valençay)
  フランスのシェーヴルチーズ

フランスの庭園・ロワール地方にあるヴァランセの村がこのチーズの故郷です。春の終わり頃から作られ、秋頃が特においしいチーズです。
表皮には灰をまぶしてあるため黒く、切ったときの白い断面との対比が美しいチーズです。この灰がまぶしてあるのは山羊のミルクのチーズ独特の酸味をやわらげたり、濃厚な味わいを加えるカビを定着させるためです。
ヴァランセは、独特な四角すいというユニークな形をしています。この形には逸話が残されていて、元々のヴァランセはピラミッドの形をしていたものが、エジプト遠征に失敗したナポレオンの怒りを買って切り落とされたのだとも言われています。

「はい、やったのは私です。。。」

シェーブルタイプのチーズには、辛口の白ワインが定番です。冷涼地で造られる白ワインはフルーティーでさっぱりとした味わいなので、高原で育ったヤギのミルクからできたシェーブルとも良く合います。ピラミッドの形をしたヴァランセも、辛口のフルーティーな白ワインであれば、どこの国のものでも良く合います。
出典:www.52we.com

ロワール地方のサンセールとは相性バツグン。

「今日もワイン部」編集部
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カテゴリ: フード&レシピ


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