2017年07月11日    

これからは"産地"や"品種"で選ぶ日本ワイン

日本ワイン事情がちょっと変わってきていることをご存知でしょうか?国産ぶどう100%を原料とする「日本ワイン」が今ブームではなく根付き始めています。それは「産地」を明記するワインが増えてきているからなんです。

築山 紀子 407 views

こんにちは!Norikostyle ワイン検定講師の紀子です。

日本ワインをデイリーにも飲むようになったのは、実はここ2~3年くらい。
日本ワインって正直どうなの~?という感じだった方には、今ぜひ改めて日本ワインを飲んでいただきたい!日本ワイン、美味しくなってさらにおもしろくなってきていますよ!



国産ぶどう100%で造られたものを「日本ワイン」と言います。

輸入原料などや水もOKな国産ワインとの違いを明確にし、

日本ワインには産地・品種・年号等の表示ができるようになったのです。(85%ルール)


ラベルには「日本ワイン」の記載が!
そして産地は「高山村」など明確な場所まで記されています。





ワインはぶどうから造られるお酒なので、産地ごとに味わいや品種が違います。
そしてワインは「仕込水」「糖化工程」を含まないとってもシンプルな造り方なので、ダイレクトに品種の個性が出ます。

だからこそ、「産地」を明記にすることはワインの個性・付加価値になるんです。


山梨や長野といったぶどうの産地をとっても、標高が違えば環境も違う。
降水量が違ったり日照量も変わってきます。

自分の身近な場所が明記されていたら、きっと嬉しいですよね。


<山梨の甲州品種~サントリー登美の丘ワイナリー~>

 

<長野県塩尻~サントリー塩尻ワイナリー~>
 

 

日本ワインを手に取らない方にも、お好きな方にもおすすめな食事の組み合わせは「いつものご飯」

その地で造られたもの同士、日本のワインを日本食に合わせるとワインは難しいというイメージが外れます。
 

塩尻メルロに甘辛煮を合わせてみたり、

 

 

津軽シャルドネに、あさりの酒蒸し(シャルドネ使用)を合わせてみたり。
 

 

ワインは海外のイメージが強いのですが、日本ワインが世界で注目されているほど今日本ワインが進化している時!

ぜひ今晩は、日本ワインを手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

【サントリー ジャパンプレミアムシリーズ】
http://www.suntory.co.jp/wine/nihon/wine-cellar/japanpremium.html


【Norikostyleワインとおつまみレシピ】
http://ameblo.jp/norikostyle2/


 

築山 紀子
築山 紀子
J.S.Aワイン検定講師(ワインエキスパート):おうちワインの愉しみ方をレシピや豆知識と合わせてご紹介しています。...
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築山 紀子
築山 紀子
J.S.Aワイン検定講師(ワインエキスパート):おうちワインの愉しみ方をレシピや豆知識と合わせてご紹介しています。ワイン教室*ワイン・おつまみ関連ライター

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